KINOSHIRUBE
しるべ、とは道しるべのこと。
人生にはいくつもの節目があります。
生まれた日、はじめての節句、
結婚する日、店を開く日、還暦の年……。
その節目のそばに、
そっと寄り添えるものをつくっています。
WORKS
名前を刻んで、その人だけのものにします。
お名前、生まれた日、体重と身長を刻みます。生まれ年の干支の動物を添えて。木の色を変えて組み合わせているので、一つずつ表情が違います。
一文字ずつ糸のこで切り出して、組み合わせます。千客万来、商売繁盛、寿。贈りたい言葉に合わせてお作りします。
その年に生まれた子の干支を、木を組み合わせて。角や毛の部分だけ色の違う木を使い、削り出しの跡を残しています。
写真はすべて試作品です。仕上げを重ねている途中のため、実際の商品とは異なります。
WOOD
同じ形でも、木が変わると別のものになります。
白に近いもの、赤みを帯びたもの、緑がかったもの。木は種類によって、色も香りも手ざわりも違います。
きのしるべでは、その違いをそのまま使います。同じ図案でも、選ぶ木によって仕上がりの印象が変わります。動物の毛や角の部分だけ濃い木を使うのも、色を塗るのではなく、木そのものの色です。
PROCESS
機械と手仕事を行ったり来たりしながら、一つずつ。
図案を木に貼って、糸のこで輪郭を切ります。細い部分ほど、ゆっくり。
角を落とし、面を整えます。手に取ったときに引っかからなくなるまで。
お名前や日付を刻印します。印刷ではないので、こすっても消えません。
色の違う木を合わせて、一つの形にします。ここで表情が決まります。
WORKSHOP
福岡県田川郡の、小さな木工房から。
木を削る機械が並び、床には木くずが積もっています。扉を開けると、まず木の香りがします。
ここで、木のおもちゃや節句のお飾りを作り続けてきた職人が、一つずつ手を動かしています。同じ形のものでも、木を選び、切り、削り、磨く工程は変わりません。
きのしるべの品は、すべてこの場所から生まれます。